外壁塗装における塗料の選び方は?選ぶうえで重要なポイント
外壁の修復やリフォームで頻繁に行われるのが外壁塗装です。
一方で、外壁塗装をする場合はさまざまな種類の塗料のなかから選択していくことが求められます。では、どのような基準で選べば良いのでしょうか。
そこで今回は外壁塗装の塗料の選び方を中心に解説し、塗料の種類についても見ていきましょう。
外壁塗装の塗料の選び方は?
結論をいえば、外壁塗装の塗料の選び方は、次の点を参考にするのがポイントです。
・予算
・カラー
・機能性
・耐久性
予算
まず、予算についてです。
外壁塗装の塗料は、シリコンやウレタンなどによって単価が異なります。
この単価によって外壁塗装に必要な予算は大幅に異なるのです。
予算を意識して外壁塗装の塗料を選ぶのもポイントとなるでしょう。
カラー
カラーをどれにするかによっても塗料の選び方のポイントです。
カラーによっては、対応していない塗料があったり、つやの程度によって種類も変わったりしてきます。
外壁塗装の仕上がりによって選ぶのも重要といえるでしょう。
機能性
塗料の種類によっては機能性が付与されたものもあります。
遮熱、断熱、低汚染性など、塗料によっては高度な機能が付与されたものもあります。
そういった機能性を意識して選ぶのも良いでしょう。
耐久性
耐久性も選び方で重視したいポイントです。
耐久年数が長いものほど、メンテナンスサイクルが長くなるので、耐久性の面でも選ぶのがおすすめです。
一方で、耐久性が上がるほどコストも高くなります。
必ずしも高価な塗料がベストとは言えないため、将来的なことも考えつつ、耐久性に対してどこまで予算を確保するかについてきちんと考えるのが良いでしょう。
塗料の種類を紹介!相場や耐久年数
外壁塗装用の塗料をどのようにして選べば良いか解説したところで、外壁塗装において主に使用される塗料の種類を紹介します。
外壁塗装で主に用いられる種類として次の塗料の耐久年数や費用相場について見ていきましょう。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル制御型ハイブリッド塗料
・ナノテクノロジー塗料
・フッ素塗料
・無機系ハイブリッド
アクリル塗料
アクリル塗料は、とにかく低価格で色合いの良い塗料です。
1平方メートルあたり1,500円前後というのは、選択できる塗料のなかでも最も安価といえるでしょう。
一方で耐久年数に難があり、5年程度で劣化が一気に進みます。
こまめにメンテナンスを検討している場合には、便利な塗装方法なものの、耐久年数が極端に短いことからニーズも非常に限られたものなので、あまり選択されることはありません。
ウレタン塗料
かつてはメインとされていた外壁塗装用の塗料です。
どのようなものでも塗装できるメリットがあり、価格も1平方メートルあたり2,500円前後と比較的安価です。
ただ、価格面でほかの種類との差別化が図れなくなってきたことから、近年は利用される機会が減ってきました。
さらに耐用年数も7年~10年と短めです。
シリコン塗料
人気の外壁塗料として用いられることが多かった塗料です。
価格面でも1平方メートルあたり2,500円から選べるようになってきたことからウレタン塗料と費用面での差がほとんどなくなってきました。
耐久年数も13年程度期待できることから、コストパフォーマンスの高い塗料として、少し前までは頻繁に選ばれることが多かった塗料です。
そのため、カラーも豊富なうえに塗装業者も得意とするケースが少なくありません。
一方で、現在も人気があるものの、後述する塗料がメインになりつつあります。
ラジカル制御型ハイブリッド塗料
新ジャンルとして注目され外壁塗装でも多く利用されるようになってきた塗料です。
これまで紹介してきた単独の成分を塗料に入れるタイプではなく、さまざまな成分を調合して機能を持たせた塗料でもあります。
耐久年数も15年程度と、ウレタンやシリコンよりも長寿命な上に価格も1平方メートルあたり3,000円からと、そこまで高額ではないのが特徴です。
ただ、呼び名が一定していないため、ラジカル塗料、ラジカルフリー塗料、ハルス塗料等さまざまな呼び名があるので混乱しやすい点に注意しましょう。
ナノテクノロジー塗料
石油由来の原料を大幅にカットしつつ15年程度の耐久年数を誇る新型の塗料です。
低公害でこれから主流になりつつ分野の塗料として注目されています。
シリコンベースやフッ素ベースの塗料など、一言でナノテクノロジー塗料とは言い切れない分野です。
価格も1平方メートルあたり2,500円と安価な塗料から5,000円を超える高額な塗料があるなどバラバラです。
それでも12~15年と耐久年数はそれなりに高い傾向にあります。
フッ素塗料
住宅にはあまり利用されないものの、ビルや橋梁などに利用される塗料です。
耐久年数も15年を超えるものがあるなど、耐久性に定評もあります。
一方でコストも高めとなっており、1平方メートルあたり4,000円を超える相場で施工されています。
コスト面がネックとなっており、ラジカル塗料などに比べると住宅で普及していません。
無機系ハイブリッド
海沿いで耐久性のある塗料として用いられてきた耐久年数が非常に高い塗料です。
耐久年数が20年を超えることから、耐久性を重視したい方におすすめの塗料と言えます。
一方で、コストも高めとなっており、最低でも1平方メートルあたり4,000円、標準的な塗料でも5,000円を超えるので注意しましょう。
選びにくい場合は塗装業者に選んでもらう方法も
可能であれば、塗料は自分で選ぶのがおすすめです。
一方で、どのようにしても使用する塗料が選べないという方がいるのも事実です。
そういった場合は、思い切って施工する塗装業者に選んでもらう方法もあります。
専門の塗装業者に依頼すれば、その業者の最も得意な塗料をすすめてくれるので、円滑に施工してもらうにはおすすめです。
外壁塗装を依頼し、塗料が選べない場合は、思い切って業者に依頼するのも良いでしょう。
まとめ
今回、外壁塗装の塗料にフォーカスして、その選び方や塗料の種類、さらには選びきれない場合の対処法についても解説しました。
それぞれのポイントを知ることで、リフォームによる外壁塗装の塗料選びが、よりスムーズになるはずです。
まずは、どのような塗料が存在し、費用相場を考慮したうえで、塗装業者と相談してみましょう。
きっとベストな外壁塗装用の塗料が分かるはずです。
富田林市の外壁・屋根塗装はリホークリンクにご相談下さい。
会社名:株式会社 福井興行
住所:〒584-0024 大阪府富田林市若松町4丁目19-9
TEL:0721-25-1222
営業時間:9:00~17:00 定休日:日曜日
対応エリア:富田林市を中心に大阪の地域
業務内容:屋根塗装・外壁塗装・内装、防水塗装・足場組み立て