外壁塗装で色褪せする原因は?色褪せしにくいカラーも紹介
建物に塗装された外壁の色は塗料の劣化によって色褪せが起こります。
これは、太陽光や汚れ、風雨、寒暖差などが原因とされており、一度発生すると急激に色褪せが進んでしまうことがほとんどです。
そこで今回は、外壁塗装の色褪せをテーマに色褪せが起こる原因や、色褪せしにくい色としやすい色について紹介します。
外壁塗装で色褪せが発生する原因
外壁塗装で色褪せが発生する原因として次の4点が挙げられます。
・太陽光(紫外線や赤外線)
・汚れ
・風雨
・寒暖差
太陽光(紫外線や赤外線)
太陽光は外壁塗装の劣化を進めてしまう大きな原因の一つです。
屋根の塗装もこのような原因で劣化してしまうことがほとんどです。
まず、紫外線は色の原子を破壊してしまうとされています。
そのため、紫外線の力によって塗料の色素が破壊されていき色褪せが進行してしまうのです。
次に赤外線は、熱エネルギーなどによって外壁塗装の塗料を破壊していきます。
特に高温となりやすい夏場は色褪せの進行が進んでしまうでしょう。
汚れも色褪せの原因
汚れも色褪せの原因となります。
汚れの粒子が塗料を削り取ったり、汚れが温床となってカビやコケが発生したりします。
すると、汚れだけでなくコケやカビが水分を吸ってしまい、塗料を徐々に溶かして色褪せの原因を作り出す可能性も出てくるでしょう。
風雨は塗料を流してしまう
外壁塗装は、さまざまな天候から家を守っています。
一方で外壁塗装自体は、繰り返しやってくる雨や風によって徐々に塗料が変質し、色褪せしてしまうことがほとんどです。
さらに建物の構造や地域によっては雪が付着したり、とどまったりすることで塗料を溶かし、色褪せさせる原因となってしまうことも珍しくありません。
寒暖差も色褪せを促す
寒暖差も色褪せを促すことがあります。
繰り返し暑くなったり寒くなったりすることで塗料が膨張と収縮を繰り返し、ひびや剥離が発生します。
このような異常が発生すると同時に色素の原子も破壊されて色褪せが進む原因となるのです。
外壁塗装で色褪せが目立たない色は?
外壁塗装のなかには色褪せが目立たない色も多くあります。
代表的な色として次の5色が挙げられます。
・グレー
・ベージュ
・ブルー
・ブラック
・ホワイト
これらの色褪せしにくい塗料の強みについて見ていきましょう。
グレー:汚れにも強いカラー
グレーは中間色で、色褪せに強いとされています。
さらに汚れも目立たないことや汚れに強いという特徴を持っていることから、汚れが気になる方にもおすすめできるカラーといえるでしょう。
ベージュ:明るい色調でも色褪せに強い
ベージュは明るい色調であることから色褪せが目立ちそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、実際に塗装してみると中間色という特徴から、色褪せしても目立たない点がメリットです。
さらに汚れがついても目立ちにくいことから人気の外壁カラーとして用いられています。
ブルー:意外に色褪せの影響を受けにくい色
ブルーは水色などになりやすいイメージがあるかもしれません。
確かに相当な長期にわたって利用すると劣化するものの、実際には紫外線などの太陽光を反射しやすいため、太陽光による色褪せが少ないのです。
道路標識に使用されていることからも色褪せしにくい特性であることがわかるでしょう。
ブラック:太陽光に強いカラー
ブラックは多くの塗料で、カーボンブラックと呼ばれる光に分解されにくい成分が使用されています。
そのため、光による色褪せが少ないカラーなのが特徴です。
さらにツヤがないタイプのブラックは、より色褪せが目立ちにくいので検討してみましょう。
一方で、意外に汚れが目立ちやすいので、その点は注意が必要です。
ホワイト:選択されることが多い色褪せしにくいカラー
ホワイトは、もともと色素の結合や化学変化が起きにくいという特徴を持っています。
その理由から色褪せが起きにくい色とされています。
ブラック並みの耐久性を持っているため、外壁塗装にホワイトを選択している人も多いでしょう。
ただし、白は汚れがよく目立ちます。そのデメリットを受け入れることが必要です。
色褪せしやすい外壁塗装のカラーは?
一方で色褪せしやすい外壁塗装のカラーもあります。
それは次の4色です。
・パープル
・グリーン
・イエロー
・レッド
パープル:色褪せが目立ちやすい
パープルは青に近いことから色褪せに強そうな印象を受けるものの、汚れが目立ちやすいうえに赤系か青系のいずれかの色へ色褪せしていきます。
年数が経つごとに従来の色とはかけ離れた色になってしまうことがほとんどです。
グリーン:色褪せが目立ちやすい
グリーンは極端に劣化しやすいわけではないものの、色褪せが少しでも進むと目立ちやすいカラーです。
色褪せしにくい色と同じくらいの劣化度合いでも、見た目には色褪せして見えてしまいます。
イエロー:色褪せのしやすさと汚れの目立ちやすさ
イエローは、色褪せしやすいだけでなく、汚れも目立ちます。
むしろ汚れを強調してしまう効果すらあるので、余計汚れが目立つでしょう。
一方で、色褪せもしやすく、徐々に白っぽいカラーになることが多く見られます。
特に明るめのイエローは色褪せがよく目立ってしまいます。
レッド:紫外線を吸収しやすい
レッドは紫外線を吸収しやすい色です。そのため、劣化が進みやすい傾向があり、色褪せも進行しやすい傾向が見られます。
さらに同じ成分の塗料であっても、赤系の場合、紫外線を吸収しやすいことから、本来の耐用年数よりも短くなる可能性も否定できません。
いずれにしても劣化と色褪せをしやすいカラーなので外壁塗装に使用する場合は注意しましょう。
まとめ
外壁塗装の色褪せの原因や色褪せしにくい外壁の色、さらには色褪せしやすい色について紹介しました。
原因を知るとともに色褪せに強い外壁塗装を選択することで、より長く美観を保てるでしょう。
もちろん、気に入った色が色褪せしやすいカラーだった場合も、こまめにメンテナンスをするつもりで付き合っていくことは十分可能です。
まずは、外壁塗装の専門家に相談してみて、色褪せの対策を立ててみることがおすすめです。
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