外壁塗装のメリットとは？知っておきたいデメリットはある

外壁塗装をし直してリフォームするメリットはいろいろあります。

長く建物を保つために外壁塗装のメリットについて知っておくといいでしょう。

 

また、メンテナンスを怠るとどのようなデメリットが発生するのかについてもご紹介します。

有効な外壁塗装とはどのような塗装なのかを参考にしてみませんか。

 

外壁塗装を行ってリフォームすることで見た目が良くなりますが、その他にもさまざまなメリットがあります。

多くのメリットがあって必要性を感じる人は多くいますが、同時にデメリットを感じる人もいるでしょう。

 

外壁塗装には費用もかかりますので、ためらう人もいます。有効な外壁塗装について詳しく知ってみませんか。

 

外壁塗装のメリットとは？

外壁塗装のメリットは、いろいろあります。外見上のメリットと建物の耐久性に関わるメリットがありますのでご紹介します。外壁塗装のリフォーム、メンテナンスには費用がかかりますが、次のようなメリットがありますので知っておくことが大切です。

 

外観をリフォームすることで新築のように一新できる

まず、外壁塗装によって新築のように見た目が一新できるのがメリットです。

また、塗装の際に外壁の色を変えることで、異なるイメージの建物を楽しむことができます。

 

好みに合わせて色を変えてみるのもいいでしょう。
また、人気の色があり、太陽光の影響を受けにくい白や白に近い色を選ぶのも一つの方法です。

 

外壁自体の劣化を防げる

外壁塗装をすることで、外観だけでなく、実質的に外壁自体の劣化を防げることも大きなメリットです。

外壁は、太陽や雨水に常にさらされていて年数が経つと必ず劣化していきます。

 

10年に一度程度は見直して、外壁のヒビ（クラック）やチョーキングと呼ばれる手に白い粉が付く劣化などを修復するのがおすすめです。外壁塗装が劣化すると、雨漏りが起きるなど構造体の劣化まで引き起こす可能性があって危険になります。

 

建物を雨風や紫外線から守り寿命を伸ばせる

外壁塗装をし直すメリットは、雨風や紫外線から建物を守る機能を回復させられることです。

長く建物を保つためには、外壁塗装は重要な役割を持っていると言えるでしょう。

 

建物の寿命は、木造の場合には耐用年数が30年と言われ、RC造りで37年です。

しかし、実際にはそれよりも長くなることが多く、上手にメンテナンスしていけば2倍程度長持ちさせられるでしょう。

 

できるだけ建物の寿命を伸ばすためには、定期的に外壁塗装をし直しメンテナンスしていくことが重要なこととなります。

 

防水性・透湿性を高めてカビやシロアリからの被害を防ぐ

外壁塗装は、雨水からの防水性を持ち、透湿性を持っているのがメリットです。

そうした機能をしっかり保ち続けることで、建物をカビから守り、シロアリの被害から守ってくれるでしょう。

 

断熱効果・遮熱効果の向上

さらに、太陽光からの断熱効果、遮熱効果がありますので、建物を劣化から守るために重要です。

今後、地球温暖化がさらに進んでいきますので、暑さ対策は非常に大事なことといえます。

 

防火効果も可能に

また、外壁塗装をし直すことで、防火効果を高めることができるのもメリットです。

外壁塗料には防火塗料もあり、火災時に可燃性の建材を守ってくれ、燃え広がりを防げるようにもなります。

 

例えば、発砲形防火塗料では、塗膜が膨張し、スポンジ状の耐熱断熱層を作るのがメリットです。

費用は高額ですが、火災が心配な場合は検討することも可能です。

 

こうした多くのメリットが外壁塗装のメンテナンスにはあります。

 

外壁塗装のデメリットとは？

ここで、外壁塗装のデメリットについてもご紹介します。

メリットが大きな外壁塗装のメンテナンスですが、デメリットとしては費用が高額になることです。

 

30坪の一戸建ての場合60万円～100万円ほどかかります。

 

屋根も一緒に塗装すれば80万～125万円ほど必要です。計画的に予算組みをしなければ、一度に高額な費用を負担することが難しいでしょう。

 

マンションなどの場合は、事前に計画的に予算を立てているために行いやすいのですが、一戸建の場合は、予算組みされていることが少ないでしょう。

 

そしてまた、一軒一軒、付帯塗装や防水工事、シーリング工事などの修繕内容が異なるために、費用が変わってくる点も注意すべき点といえます。予想以上に費用がかかったということも多くなります。

 

外壁塗装費用の補助金制度を利用する方法も

そこで、外壁塗装をする場合には見積もりを複数の業者から取って検討することが大切です。
そして、地方自治体の助成金、補助金制度を利用するのも一つの方法です。

 

見積もりを取ることで工事前に申請すれば各自治体の助成金、補助金制度で20万円ほど補助してもらえる場合もありおすすめです。

ただし、募集人数や年間予算の制限もありますので、早めに申請してください。

 

どのような外壁塗装が有効なのかは専門業者に相談！

それぞれの建物によって、外壁の状況は異なります。外壁の塗料の耐用年数は、塗料の種類によっても耐用年数がさまざまです。

まず状況を実績のある専門塗装業者に確認してもらうことが大切です。

 

あまり早く塗装のし直しをする必要もありませんし、的確な時期に補修することが大切です。
外壁塗装のどのような機能が低下しているのか、どのような外壁塗装を選んだらいいのかをプロの専門業者から教えてもらうといいでしょう。

 

さまざまな外壁塗料ができてきていますので、それぞれの機能を活かした塗装や塗料を教えてもらうことが有効です。

 

外壁塗装はメリットが大きいので費用面のデメリットを計画的にクリアしたい！

外壁塗装のメリットについてご紹介しました。

メリットとしては、外壁の劣化を防ぎ、構造体を守り、建物を長持ちさせる大きなメリットがあります。

 

そして、補修が必要な時期にメンテナンスを怠ると、構造材への負担が増え、防水や遮熱効果、断熱効果、遮熱効果が薄れていく危険性があります。防火効果も期待できなくなるでしょう。

 

外壁素材自体の補修や取り換えが必要になる場合もあり、さまざまな弊害が生じます。
そのため、費用が高額というデメリットをできるだけクリアするのがおすすめです。

 

計画的に貯金をしておきたり、助成金、補助金制度を活用したりして、専門業者に相談して有効にメンテナンスを行うのがいい方法といえます。