外壁塗装をしている間の防犯対策とは？

家の外壁塗装をしている間の防犯対策が必要なことを知っていますか。外壁塗装を行っているときは、足場が組まれている状態ですので、簡単に高い所へも侵入できるようになるため、注意が必要です。

 

忘れがちな外壁塗装中の防犯対策についてご紹介します。

 

家の外壁塗装では家の周りに足場が組まれることが多い

家の外壁塗装を行う場合は、高さが高く届かない場所に塗装することも多いため、作業がしやすいように家に沿って足場が組まれます。足場は、塗料を塗る作業を効率的に行うために便利な一方、家の防犯上は危険な状態となります。

 

どのような状態になるかをまず見ていきますので、参考にしてください。

 

家の外壁塗装では足場が組まれている期間は意外と長くて注意！

家の外壁の塗装の期間ですが、おおよそ10日～14日程度かかり、その間中、足場が組まれている状態です。足場の設置は1日～2日程度ですぐ設置でき、長い間、足場が組まれた状態が続きます。

 

足場の高さは高いため2階の防犯にも注意！

足場は、建物の外周に沿って造られ、足場の高さは基本的に建物の高さよりも0.5ｍ高く設置されます。そのため、屋根や2階の窓などには足場が近い状態になります。日頃は難しい屋根や2階からの侵入も容易なため防犯には注意が必要です。

 

外壁塗装の期間に注意したいリスクと防犯対策の必要性とは

足場の設置の問題だけではなく、外壁塗装を行っている期間中には注意したいリスクが多くあります。盗難や住居への侵入、盗撮、物の破壊などが起きることが考えられますので、いつもより注意をしておくことが必要です。

 

盗難や住居侵入や物の破壊のリスクと具体的な防犯対策について

まずリスクとしては、盗難のリスクが高まります。外壁塗装を行っている期間は、人の出入りも多くなります。知らない人が入ってきてもわかりにくく、家の門なども開いていてオープンな状態のことも多いでしょう。

 

庭先や玄関にあるものなどを盗んだり、壊したり、玄関からも入りやすくなり盗まれやすくなります。また、足場を設置しているため、2階からの夜の盗難のリスクも増えます。夜に足場をのぼってきても気付きにくく、屋根やベランダに潜んでいることもあります。

 

また、昼間でも、足場の作業を装って留守中に屋根やベランダ、窓からも侵入者が入ってくる可能性があります。

 

盗難の防犯対策としては、夜などはすべてのドアを施錠しておくことが大切です。2階だからと窓の鍵をかけずに日頃は寝ている人も必ずかけてください。

 

また、部外者ができるだけ足場の出入りができないように、足場の入り口の階段に鍵を付ける方法もあります。業者に相談することで可能な場合もありますのでおすすめです。

 

また、防犯機器を設置しておくのも良い方法です。日頃から設置している家はいいのですが、外壁塗装の期間は特に玄関にセンサーやカメラを設置しておくことで、侵入しにくくなります。ダミーでも本物のようなものを付けたり、防犯カメラ設置のシールを貼っておいたりするのも良い方法です。

 

また、むやみに塗装期間に部屋の中に人を入れないこともおすすめです。何が起こるかわかりませんので、部屋の間取りなどがわからないようにしておくと良いでしょう。

 

盗撮のリスクと防犯対策について

また、外壁塗装期間は、盗撮や物の破壊などのリスクもあります。窓のカーテンは、昼もできれば閉めておいてください。

 

難しい場合は、レースのカーテンだけでも閉めて室内が見えないようにしておくのがおすすめです。プライバシー空間をあまり見られないようにすることがポイントです。

 

塗装作業をしている人とも目があうと気まずくなりますので、カーテンを閉めておくのが良い方法です。

 

外壁塗装時の防犯対策は玄関だけでなく屋根やベランダや窓をポイントに

外壁塗装時の防犯対策としては、日頃と違って、塗料を塗る施工のために、高い所まで足場が組まれます。高さのある場所の対策が非常に大切です。玄関だけでなく、屋根やベランダ、2階の窓などの対策をすることが重要です。

 

場所別にも防犯対策をご紹介しますので、参考にしてください。

 

夜にも屋根やベランダを明るくしておく

特にこの塗料を塗る施工期間中は、夜にも屋根やベランダをできるだけ明るくしておくことが大切です。塗料が飛び散らないようにシートで覆われ、不審者がいてもわからない状況です。暗くて気づかれずに侵入することが容易になります。

 

施工中はシートを取り払うことはすぐにはできませんので、できるだけ夜も明るくしておいてください。屋根やベランダ、窓が明るく見えるようにすることがポイントです。玄関灯はもちろん、2階の電灯などもしっかり点けておくのもおすすめです。

 

ベランダなども片付けておいて、人が潜む場所がないようにしたり、人が潜んでいても人影がすぐわかったりするようにしてください。

 

玄関周りなども施工中は人がいない気配を見せないようにする

できるだけ、家に人がいない場合でも留守がわからないようにすることが大切です。人がいるように電気を点けておいたりするのも良い方法です。また、外出中に中の様子が丸見えにならないように気を付けてください。

 

玄関の郵便受けの郵便物もきちんと取り入れておき、できるだけ不在がわからないような工夫もしてください。

 

外壁塗装の施工期間中は防犯対策にも気を配ることを大切に

外壁塗装の施工期間中の防犯対策についてご紹介しました。施工期間中の2週間程度は防犯対策をしっかり取っておくことが大切です。

 

自分も家の塗装作業に気を取られてしまいがちですが、防犯上、無防備の状態になっています。最も、犯罪が起きやすい状態になっていますので、しっかり家の周りに気を配ることが大切です。

 

施工期間中は、なるべく家の周辺や室内を明るくしておき、鍵をしっかりかけておくように注意することで、防げることも多くなっておすすめです。シートで囲まれている期間は、部屋も暗く気分が滅入ったりもしますが、防犯対策は忘れずにしておくことが大切です。

 

もし、心配なことがある場合は、外壁塗装業者とも相談をして、できるだけ防犯上、安全な対策を取っておくことが必要です。