外壁塗装の補修ってどのようなことをするの?DIYの方法も解説
外壁も経年劣化が起こり、徐々に付着力が低下し塗膜がはがれてきます。
そのようなときに行われるのが外壁塗装ですが、なかには状態の程度で補修のみの対応で住む場合があります。
今回は、外壁塗装の方法について解説し、DIYで行う方法についてもまとめました。
外壁塗装の補修について
外壁塗装の補修は、主にひび割れや目地の痩せ、剥がれといった症状に対して行われます。
ひび割れに対しては、コーキングなどのパテで埋めて補修する方法、目地の痩せや剥がれといった症状に対してもコーキング材を用いた方法が有効です。
ここではそれらの手順について解説しましょう。
外壁のひび割れに対する補修の流れ
ひび割れに対しては次の流れで施工していきます。
1・洗浄
最初にひび割れしている場所と周囲数センチの範囲を洗浄していきます。
主にワイヤーブラシを使って磨いたり、水をかけてほこりや汚れを落としていきます。
2・コーキングの使用
次にコーキングガンを使ってひび割れ部分にコーキング材を注入し、ひび割れを埋める作業を行います。
押し込みの作業を行うので、多少飛び出ても速やかに進めていくのが特徴です。
そこからコーキングのはみ出た部分を取り除いたり、ひび割れの内部まで押し付けるようにしてへらやウエス(使い捨ての布)で塗った跡に沿って、コーキング材の押し込みを行います。
3・外壁塗装
最後に外壁塗装を施します。
塗料をなるべく作業部分以外の色に合わせて塗装していきます。
この工程が最も難しい部分でもあり、外壁阻喪業者の技術が光る部分です。
ただ、どのような業者でもまったく同じ色に合わせることは難しく、ある程度色がそろっていれば問題ないレベルと認識するのが良いでしょう。
このようにしてひび割れの補修が行われます。
目地の痩せや剥がれに対する補修
目地の痩せや剥がれに対する補修は次の流れで施工します。
1・目地から古いコーキングを剥がす
まず、古い目地から古いコーキングをはがしていきます。
ナイフなどを使って切り込みを行い大まかな部分を取り除いたあと、ワイヤーブラシを使っていくのが基本的な流れです。
ここで、残らずコーキングを取り除き、次の作業につなげていく形です。
2・周囲をマスキングする
周囲にマスキングテープなどでマスキングします。
これは、目地の周りに余計なコーキング材が付着しないようにするための処理です。
丁寧に行うことで、補修の成否が決まるといっても良いでしょう。
3・プライマーを塗る
下準備ができたらプライマーを塗ります。
プライマーとは、外壁塗装などで最初に塗る下塗り材のことを言います。
これは、新しいコーキングの密着性を高める目的で塗装するものです。
多くの種類があるため、使用するコーキング材と相性の良いものを選択します。
4・コーキングの充填
プライマーが乾いたらコーキングを充填していく流れです。
コーキングガンを使用して目地に沿ってコーキング材を充填する方法で行います。
重点が完了したらへらを使って表面をならしていきます。
見かけを左右する作業になるので、盛り上がった部分が平行になるようにしていくため、作業するプロの技術が光る部分です。
5・マスキングをはがす
最後にコーキング材が乾く前にマスキングをはがして除去します。
コーキング材が乾いてしまうと、マスキングも一緒にくっついてしまうからです。
このような流れで外壁塗装などで行われる補修が完了します。
外壁塗装や補修をDIYするには?
外壁塗装の必要がない、あるいは範囲が非常に狭い、補修が必要であるといった場合、DIYをする方法があります。
ここでは必要な道具や基本的な作業の流れについて解説しましょう。
簡単な外壁塗装や補修に必要なもの
最初に必要なものについて紹介します。
・シーリング材
シーリング材は、パテやシーリングコンパウンドなどを指します。
さきほどの手順で紹介したように、高頻度で利用するアイテムです。
・コーキングガン(ハンドル式)
コーキングガンは、シーリング材をセットして、抽出する道具です。
シーリングは非常に硬いため、手で容器から出すのが困難で、コーキングガンのような専用の工具を使用する必要があります。
ハンドル式にすることで扱いやすいのもメリットです。
・養生テープ(マスキングテープ)
養生テープも用意しましょう。
これは、コーキングの交換などで頻繁に利用するので多めに用意しておくのがおすすめです。ウエスなども用意しておくと便利です。
・外壁塗装に必要な用具
外壁塗装に必要な道具を用意します。
ハケ、ローラー、プライマー、塗料などです。
このほか丈夫なバンパーグレード樹脂を使用したボックスなども用意しておくのがおすすめです。
・セメント補修道具
セメント補修道具も用意しましょう。
セメントスプレーのような道具やセメント粉体補修スティックなどを用意すると、モルタルのひび割れ補修も容易にできます。
・はしご
高所作業になることも多いので、はしごも用意するのがおすすめです。
簡単な外壁塗装や補修の流れ
実は、流れ自体はさきほど紹介したプロの作業手順と同じです。
小さな範囲での施工は、自分でも十分できる作業といえます。
ただし、すべての補修や外壁塗装がDIYできるわけではありません。
たとえば、全面塗装や外壁の交換、コーキングの打ち替えについては、DIYで行うのが困難です。
また、足場が必要な場所は自分で施工するのは危険です。
こういったケースについては、プロの外壁塗装業者に補修を依頼するようにしましょう。
まとめ
外壁塗装を行わなくとも劣化が起こったら補修をするのがおすすめです。
今回は外壁補修の方法と作業手順、さらにはDIYで行う方法についてまとめました。
実際、自分でできることも多いのですが、色合わせや傷の補修などをするケースも少なくありません。
そういった場面では、自分で行うより専門業者に依頼したほうがスムーズなことも多いため、状況によってはそういったプロに依頼するのもおすすめです。
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