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外壁塗装の耐用年数を上げる!高耐久の外壁塗料とは?

雨水や雪、風などの影響を直接受ける外壁塗装には耐用年数があります。
外壁塗装の耐用年数を高めるには、高耐久の塗料を利用するのが最もポピュラーな方法です。

 

そこで今回は、外壁塗装の耐久性能が高い外壁塗装用塗料の種類について解説します。

 

高耐久塗料の定番!フッ素系・無機系

塗料は耐久性の高いものと、そうでないものがあります。
そのなかでも高耐久とされているものがフッ素系や無機系の塗料です。

 

ここでは、それらについて解説していきましょう。

 

フッ素樹脂由来のフッ素系塗料

フッ素系塗料とは、フッ素樹脂と呼ばれる樹脂で顔料(定着材や着色剤などの色を決める素材)を溶かしている塗料です。
建物に使われる塗料としては、かなり高級な塗料で、高耐久を求められる橋などに利用されています。

 

劣化が少ない無機物を配合した無機塗料

無機塗料は、一般的な塗料に無機物を配合した塗料です。
塗料が劣化する原因は炭素の成分にあり、炭素が変化することで外壁塗装部分が劣化し、剥がれや色褪せなどを起こします。

 

しかし、無機物を多く含む無機塗料は劣化が起こりにくく、これが高耐久として期待できる理由です。

 

高耐久塗料のメリットやデメリット

フッ素系塗料や無機塗料はメリットが多くありますが、その分デメリットもあるのが事実です。
それらについて解説していきましょう。

 

高耐久塗料のメリットは?

高耐久塗料のメリットは、耐用年数が長い点や、色褪せしにくいといった点です。

 

まず、耐用年数は約20〜25年程度で、これは一般的な外壁塗装用の塗料に比べて10年以上長いものとなっています。
外壁用の塗料は、さまざまな種類があり、そのなかでも現在主流となっているシリコン塗料の耐用年数は約10〜15年程度のため、高耐久塗料の方が長いというメリットがあります。

 

同様に劣化もしにくいため、発色が長く保ちやすいことから、色褪せしにくい点もメリットといえるでしょう。
新築当時の色を少しでも長く保たせたいという方であれば、外壁塗料を高耐久のものにする意義は十分あります。

 

高耐久塗料にもデメリットがある

一方、高耐久塗料にもデメリットがあります。高価ということや、業者によっては取り扱いがないということです。

 

とにかくコストだけで見ると高価な印象があるでしょう。
目安として先ほど紹介したフッ素系塗料と無機系塗料の費用は次の通りです。

 

・フッ素系塗料:約3,800円~4,800円程度/平方メートル
・無機系塗料:約4,500円~5,000円程度/平方メートル

 

一般的に用いられる塗料に比べると、2〜5割程度コストが上がってしまいます。
そのため、外壁塗装でこれらの塗料を用いると、かなり割増しの費用が発生するのです。
ただ、耐用年数や耐久性の高さを考慮すれば、そこまでコストパフォーマンスの悪い塗料ではありません。

 

次に、業者で取り扱いがない場合もあるという点もデメリットです。
フッ素系塗料や無機系塗料は、それなりに塗装技術が必要なものもあるので、扱える業者が限られるのです。

 

また、ニーズもそこまで多くないので業者も対応しようと考えているところばかりではないということも、取り扱い業者が限られる理由です。

 

さらに、次に紹介するような高耐久塗料を薦めてくることもあります。

 

高耐久塗料の注意点!セールストークに騙されることも

高耐久塗料は基本的に先ほど紹介したフッ素系や無機系の塗料です。

 

しかし、なかにはそれ以外の塗料を高耐久といって薦めてくる業者がいるのも事実です。
実際にどのような塗料を薦めるのかについて解説しましょう。

 

セラミック塗料に注意

セラミックは無機物です。
そのため、先ほどの説明によれば一見無機系塗料のように思われます。

 

ただ、セラミック塗料といっても樹脂がたくさん添加されたものがほとんどであり、実際はシリコン塗料と同様に耐用年数が10〜15年程度のものが多くあります。

 

もちろんセラミックが添加されているので、透水性が高かったり、色合いが鮮やかになったりというメリットもありますが、高耐久とは言いがたいのが事実です。

 

セラミック塗料=無機系塗料、高耐久という図式を安易にイメージしてしまいがちですが、セラミックと組み合わせる樹脂がどのようなものかによって耐用年数が大きく左右されてしまうということを知っておきましょう。

 

もし、高耐久を前面に押し出してセラミック塗料を薦めてくる業者がいたら、どのような樹脂と組み合わせているかその業者に聞いてみるのがおすすめです。

 

40年以上保つというセールストークはまず疑う

現在、外壁塗料の発達は目覚ましいものがあります。

 

しかし、技術の進歩が進んだといっても理論上40年を超えるような塗料は誕生していません。
そういったなかで、40年以上保つというセールストークで塗装を勧めてくる業者がいるのも事実です。

 

フッ素系塗料や無機系塗料でさえ耐用年数は30年を超えるものはほとんどないとされており、ましてそれよりも10年以上長い年数を謳っている塗料はまず疑いましょう。

 

高耐久にこだわるならフッ素系塗料や無機系塗料の実績があるものを

本当の意味で高耐久にこだわる場合はフッ素系塗料や無機系塗料のうち、実績のあるものを選びましょう。

 

最新の高耐久塗料といっている製品には未知数の部分も多く、すべての地域で同じだけの性能を発揮するかわからないケースも少なくありません。

 

そういった塗料よりもさまざまな地域で実際に利用され、それなりの実績を積んできた、いわゆる定番品のようなフッ素系塗料や無機系塗料を選択するのがおすすめです。

 

もちろん、それらの塗料に対応している業者かどうか事前に確認することも忘れずしておきましょう。

 

まとめ

外壁塗料は外気にさらされ、直接的にさまざまな影響を受けるため、劣化が進みやすい部分です。
そして、剥がれや色褪せなどさまざまな症状が出てしまうことも少なくありません。

 

このような状態が起こりにくく、維持が容易で塗料の持ちが良い高耐久塗料について、今回は紹介しました。

 

高耐久塗料はコストがかかるものの、現在主流のシリコン塗料に比べても耐用年数が10年近く長いため、耐久性を重視した外壁塗装の検討は劣化対策としてかなり有効な方法です。

 

外壁塗装を検討している方は、塗料の選択にもこだわってみましょう。

 

富田林市の外壁・屋根塗装はリホークリンクにご相談下さい。


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