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外壁塗装に剥がれが起こる原因と補修方法 早めの対応が肝心!

外壁塗装の劣化症状の1つに外壁が剥がれてしまう現象がありますが、

原因は経年劣化だけでなく施工不良による場合もあります。

そこで、外壁塗装が剥がれる原因や補修方法についてご紹介します。

 

 

【外壁塗装の剥がれの原因】

 

経年劣化

外壁塗装工事から約10年程度経過してから外壁に剥がれが起こった場合は

外壁の塗膜の劣化による可能性が高いと考えられます。

塗料の種類により経年劣化が起こる時期は前後しますので、

参考までに種類別の耐用年数の目安をご紹介します。

 

塗料の種類:耐用年数

アクリル:約3~約5年

ウレタン:約5~約7年

シリコン:約7~約10年

フッ素 :約15~約20年

無機  :約20~約25年

 

耐用年数は外壁がおかれる環境によっても前後しますので

必ずしも耐用年数の時期と塗膜に劣化が起こる時期が一致するわけではありませんが、

目安として自宅の外壁塗装の塗膜の耐用年数は把握しておくようにしましょう。

 

施工不良

外壁の塗り替えから約1~約3年以内、

塗料の耐用年数よりもかなり早く剥がれてしまった場合には施工不良が疑われます。

施工不良には業者のミス、手抜きなどによって起こりますが、原因はさまざまです。

 

 

【外壁塗装の施工不良の要因】

 

下塗り材の選択不備

外壁塗装は基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りを行います。

その中の下塗りの工程では下塗り専用塗料を使い、

中塗り、上塗りは多くの場合は同じ塗料を2回重ねて塗ります。

下塗り用塗料の役割は外壁の下地と仕上げ用塗料の密着性を高める接着剤のような役割をします。

つまり、外壁材の種類や下地の状態に合わせて適切な下地材を選ばないと

上塗り塗料がしっかりと外壁に密着せず、外壁が剥がれる原因になってしまうのです。

例えば下地の劣化が激しい場合、塗料を吸い込んでしまうことがあるため、

下塗り材を厚塗りしなくては効果を得られません。

また、モルタル、サイディング、コンクリートなどさまざまな外壁材に合った下塗り材を選ばないと

施工不良を起こす原因となってしまいます。

下地材は上に中塗り、上塗りと塗料を重ねており、

表面からは綺麗に塗られているように見えてしまうため、

ある程度期間が経って初めて剥がれという形で施工不良が発覚します。

 

洗浄作業・下地処理の手抜き

適性の下塗り材でしっかり塗られていても、

洗浄作業、下地処理がしっかりしていないと下塗り材が下地に密着しません。

例えば外壁塗装の前に行う高圧洗浄はとても大切な工程です。

外壁には埃や排気ガス、苔やカビなどが付着しています。

ホコリや苔の上から外壁塗装を行っても当然、塗料は密着しません。

そこで高圧洗浄を行うのですが、これを手抜きすると施工不良になります。

気を付けたいのが約1~約2時間程度の短時間で高圧洗浄が終わってしまう業者です。

洗浄には一軒家の場合は通常で約7~約8時間かかりますのであまりにも短いと洗浄不足が疑われます。

また、洗浄後の乾燥も大切で、丸1日は乾燥させてから次の作業が始まります。

1日置かずにいきなり塗装を始めてしまう業者には理由を尋ねた方が良いでしょう。

また、クラック(ひび割れ)の補修やケレン作業といった下地作業をしっかりと行わないと

下塗り材が綺麗に乗らないだけでなく、建物の劣化の原因となります。

下地処理の手抜きは悪徳業者に行われやすい部分で、

クラック補修をきちんと行わないまま下塗り材を塗ったり、

適切なケレン作業が行われないまま作業を進め、

結果的に外壁の剥がれが起こってしまうことがあるので要注意です。

 

 

【外壁塗装に剥がれが起こった時は早めの対処が大切】

外壁塗装の剥がれを見つけたら早めに対応することが大切です。

目立たない場所だから、見た目がちょっと悪くなるだけだから、

と放っておくと外壁の剥がれがますます広がり、下の層の塗装も剥がれていき、

剥がれた面積がどんどん大きくなっていきます。

剥がれの範囲が大きくなれば雨水が侵入しやすくなり、

家の内部にまで水が浸入し、雨漏りや躯体の腐食にもつながり家全体の耐久性に影響してしまいます。

外壁は建物を守るためのものですので、剥がれを見つけたら早めに補修工事をするようにしましょう。

 

 

【外壁塗装の剥がれの補修は塗装が一般的】

外壁塗装の剥がれが発生した場合の補修方法は塗装で補修するのが一般的です。

まず、剥がれの具合や外壁の劣化をチェックし、剥がれた部分の周辺の付着力が低下した塗膜も除去し、

上から新たに塗装をします。

補修にかかる期間はだいたい2週間前後、補修費用の相場は約80万円程度~約150万円程度が相場です。

ただ、補修の内容や面積、場所により大きく費用が異なることがありますので、

業者に見てもらい、しっかりと見積もりを取ってもらうことがおすすめです。

 

 

【業者の保証が受けられる場合もある】

施工不良により外壁塗装の剥がれが起こった場合、業者の保証を受けられることがあります。

保証の範囲内であれば無料で補修が受けられる可能性があります。

しかし、保証内容は業者によって異なり、特に決まりがあるわけではありません。

特に法律等で決められているわけではなく、

保証期間や保証内容は業者が決めていますので保証内容を事前に確認する必要があります。

しっかりしている業者だと「施工後〇年間保証します」と保証内容を具体的に明記していますが、

中には曖昧な言葉で書かれているものもあります。

保証内容が曖昧な場合「保証範囲外」で片付けられてしまい、

施工不良が原因の外壁の剥がれが疑われる場合でも保証を使って工事ができないことがありますので、

契約前には保証内容もチェックする事が大切です。

また契約時には保証内容を具体的に示している業者を選ぶとトラブルを未然に防げるため安心です。

 

 

【信頼できる塗装会社に依頼することが大切】

元々信頼している業者がたまたまミスを起こしたのなら同じ業者に補修してもらっても良いのですが、

手抜き工事を行うような業者に補修してもらっても技術に信頼を持てないですよね。

それに、外壁に剥がれがあるということは地上からは

屋根にも何らかの施工不良が起こっている可能性もあります。

そのため、剥がれの補修であっても信頼できるきちんとした業者を選ぶことが大切です。

また、施工不良による外壁塗装の剥がれを発生させないためにも外壁塗装を依頼する業者は、

実績があり地元で長く営業しているような信頼のおける会社に依頼する事がポイントです。

 

富田林市の外壁・屋根塗装はリホークリンクにご相談下さい。


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営業時間:9:00~17:00 定休日:日曜日

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