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外壁塗装の防水塗料「弾性塗料」の塗り方と費用について詳しくご紹介!

外壁塗装では、雨風にさらわれているために防水機能を高めておくことが必要です。

 

外壁塗装に使われる防水塗料として「弾性塗料」がありますので、その特徴を活かした塗り方と塗装費用について具体的にご紹介します。

 

防水塗料としての「弾性塗料」は外壁のヒビ割れに最適!

外壁は年月とともに劣化していきますので、ヒビ割れなどが出てくることが多いでしょう。

 

その際に、特に幅0.3mm以上、深さ5mm以上のヒビ割れ(構造クラック)と呼ばれるものが出ると、雨漏りの心配も出てきますので注意が必要です。

 

そんな外壁のひび割れを塗装する際に、おすすめなのが防水効果のある「弾性塗料」です。その特徴についてまずご紹介します。

 

弾性塗料の特徴とは

弾性塗料は、高い伸縮性、弾力性を持っているのが特徴です。

ヒビ割れた外壁に対して塗膜が伸縮しながら守ってくれます。

 

そのため高い防水効果を誇り、特にモルタル外壁のヒビ割れに向いている外壁塗料です。

 

弾性塗料の塗り方の種類とそれぞれの費用とは

また、防水効果を高める外壁塗料「弾性塗料」には、塗り方がいろいろありますので、塗り方についても知っておくと参考になるでしょう。

 

「弾性塗料」の塗り方には「単層弾性仕上げ」と「複層弾性仕上げ」「微弾性塗料仕上げ」という3つの塗り方の種類があります。
そして、一般住宅では、「単層弾性仕上げ」が使われることが多く、下塗りの後に上から2~3回弾性塗料が塗られます。

 

また「複層弾性仕上げ」の場合は、費用がかかりますので、工場の屋上などに使われるでしょう。

下塗りの後、中塗り2回、上塗りを2~3回塗ります。中塗りを2回挟んで複層に仕上げるのが特徴です。

 

そして、「微弾性塗料仕上げ」の特徴はと言うと、下塗り1回、上塗り2回で、下塗りに「微弾性フィラー」という伸び率の高い下塗りを行うのが特徴です。

 

「単層弾性仕上げ」と比べて、下塗り材の種類が変わった分費用が少し高くなります。

 

外壁塗装で防水塗料の効果をしっかり発揮させる方法とは

ここで、どのように防水塗料を塗装したら、より防水効果が高められるのかについてもご紹介しておきたいと思います。

 

防水塗料は基準塗布量を遵守すること!

防水塗料として弾性塗料を塗る場合は、しっかりとした塗膜の厚みがないと、伸縮機能が発揮されないことも知っておく必要があるでしょう。

 

各塗料メーカーによって1㎡あたりの塗料の量が定められています。

基準の塗膜の厚みがないと防水塗料としての耐久性がなくなってしまうため注意が必要です。

 

例えば、見積もりを取った場合に、塗る面積を確認し、何缶使用するのか、一缶当たりの単価などを確認して選ぶのも一つの方法です。

きちんとした量が使われるのかを見積もりを比較して確認してみるのもいいでしょう。

 

安いからと言って業者を選ぶのではなく、塗料の缶数なども確認が必要です。

 

防水塗料を塗る際は乾燥時間を守ること!

塗料を塗る際には、空気中に溶剤が揮発して塗膜を作りますので十分に乾燥させることが大切です。
同じ塗料を2回塗る場合には、1回目を塗った後に2時間以上乾燥させて塗るのが通常です。

 

また、下塗りの後に上塗りをする場合も、下塗りを塗った後に2時間以上乾燥させます。

外壁塗装業者に工程表なども見せてもらって、時間をかけてやってもらっているかを確認することも必要です。

 

人件費を安くするために、しっかり乾燥させずに早く工程を終わらせる業者もいますので注意してください。

 

外壁塗装の防水のための「弾性塗料」の費用相場は?

外壁塗装の防水のために使いたい「弾性塗料」ですが、費用としては一般的な塗料とあまり差がないことも知っておくといいでしょう。

塗料代が少し高い場合や塗装費用が少し高くかかることもありますが、それほど変わらないでしょう。

 

150㎡の一般住宅で約80万円~が外壁塗装の相場ですが、弾性塗料を使ったとしても塗料代が10万円程度~30万円程度アップする計算です。

 

ただし、費用の面で気を付けなければいけない点もあります。

「複層弾性仕上げ」の塗り方の場合は、工事金額が相場の2~3倍以上になります。

 

複層になる塗り方ですので、塗料代だけでも2倍以上になり、施工費、人件費も多くかかってしまいます。

 

弾性塗料は「窯業系サイディング」の外壁塗装には向いていないことも

弾性塗料は、最近増えてきた「窯業系サイディング」の外壁塗装に向いていないことがあることも注意してください。

「窯業系サイディング」の場合は蓄熱性が高いため、弾性塗料の塗膜が熱によってより伸縮してしまいます。

 

既に外壁塗装が膨れたり、剥がれたりしているような外壁には弾性塗料が向いていませんので気を付けてください。

また、水分を吸収してしまっていたり、反っていたりする「窯業系サイディング」などの外壁塗装にも向いていないでしょう。

 

外壁塗装業者に依頼する際にきちんと確認してもらうことがおすすめです。

 

そしてまた、これらの症状がない場合は、「窯業系サイディング」でも弾性塗料を塗る方法がありますので、確認してみるといいでしょう。

 

外壁塗装の補修をする場合は防水塗料「弾性塗料」の塗り方と費用の知識も大事!

外壁塗装の補修をする場合について、防水塗料の「弾性塗料」などを塗ることが大切だということをご紹介しました。
「窯業系サイディング」には向いていない場合もありますが、業者に確認して防水効果を高める方法を検討するといいでしょう。

 

また、塗り方次第で防水効果が高まりますので、きちんとした塗り方をすることも大切です。

外壁の状態を確認し、どのような防水塗料を塗ったらいいのか、塗り方と工程、費用について業者と一緒に検討してみてください。

 

塗料の違いというよりも、塗料の塗り方の工程が多いと費用は多くかさみます。

 

外壁塗装の見積もりでは、しっかりと防水効果のある外壁塗装が行われるのか、内容と費用面で自分が確認できるようにしておくといいでしょう。

 

富田林市の外壁・屋根塗装はリホークリンクにご相談下さい。


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