外壁塗装の部分補修はDIYする？おすすめの方法をご紹介！業者にお願いした場合の費用は？

外壁塗装が部分的に剥げてきて劣化し、ひび割れてきたという場合などに
部分補修しなければならないという場合も多くあるでしょう。

 

全部は補修しなくていい場合、DIYでできるのではと思います。

 

部分補修をDIYする方法と業者にお願いする方法についてご紹介しますので、参考にしてみませんか。

 

外壁塗装の劣化は？どんな症状が現れる？

外壁塗装の劣化はまずどんな症状が現れるのかをご紹介します。

 

塗装のひび割れやコーキング剤の劣化、すり傷、かき傷
チョーキングと言われる手で触ると白い粉が付く現象
色褪せ、塗膜の膨れ、剥がれ、サビ、カビやコケ、藻が生えるなどが起きます。

 

また、外壁の劣化では反り、欠け、へこみなどもあるでしょう。

 

外壁塗装は、太陽の紫外線や雨風の影響を直接受けますので
経年劣化によって必ず何らかの症状が出てきますので、定期的な補修が大切です。

 

外壁塗装は部分補修でも大丈夫？

そんな外壁塗装の劣化が部分的に起きた場合ですが
部分塗装でも大丈夫ではと思う人も多いでしょう。

 

例えば、外壁のひび割れの場合、幅が0.3mm未満の場合は経過観察をしていても大丈夫です。
しかし、それ以上になると早く補修をしないと
外壁から雨漏りをするなど、建物内部にも影響を及ぼしかねません。

 

そして、これらの症状は、素人が見てもわからないことが多く
劣化していることに気づかず過ごしていることも多くあります。

 

一度は専門の塗装業者に見てもらい診断してもらうのがおすすめです。

 

外壁塗装は部分補修で大丈夫かを症状ごとにDIY可能かもご紹介

外壁塗装が部分補修で大丈夫かどうかを症状ごとに少しご紹介します。

 

実際に見てもらわないとそれぞれの家の状況はわかりませんが
部分補修やリフォームなどの参考にしてください。

 

ひび割れ(クラック)

外壁のひび割れですが、0.3mm以上の場合は塗装業者に依頼して
きちんとした部分補修をしてもらうのがおすすめです。

 

部分補修をしたり、ひび割れが大きく広い場合は
部分補修をしてその部分の外壁塗装をし直したりしましょう。

 

また、0.3mm以下の場合はDIYして直すのもいい方法です。

 

DIYする場合は、ひび割れの内部や周囲を水で洗浄して、乾かしてから始めるといいでしょう。
ひび割れのまわりにマスキングテープを貼って、ハケで下塗り剤を塗って
コーキングガンでひび割れの中にコーキング剤を入れます。

 

ヘラでコーキング剤を平らにしたら完成です。
その際、変形シリコンコーキングを選ぶと、後から塗装ができておすすめです。

 

サイディング材の継ぎ目のコーキング剤の劣化

サイディング材の継ぎ目のコーキング剤が劣化した場合は
この場合もコーキング剤の打ち替えや打ち増しの部分補修だけを行うことが可能です。

 

すり傷、かき傷

サイディングの外壁のすり傷、かき傷の場合には、部分塗装をして補修すれば大丈夫です。

 

チョーキング・色あせ・塗膜の膨れ・塗膜のはがれ・サビ

チョーキング・色あせ・塗膜の膨れ・塗膜のはがれ・金属サイディングのサビなどの場合は
外壁の塗装し直しをします。

 

外壁全体に及んでいることが多いために、塗装業者にお願いするのがおすすめです。

 

サイディングの反り

外壁塗装とは異なりますが、サイディングの外壁が反っている場合は
少しの場合はねじの増し打ちで大丈夫ですが、反りが大きい場合や広範囲の場合は
カバー工法（重ね張り）や張り替えが必要となり、業者に依頼しましょう。

 

欠け・へこみ

サイディングの劣化では、欠けや金属サイディングの場合にへこみがある際には
部分的に張替えを行う部分補修が可能です。

 

ただし、サイディングの下まで傷んでいる場合は、全面張替えとなりますので
専門業者に見てもらって補修をするのがおすすめです。

 

外壁塗装の部分補修の場合はDIYも可能？

外壁塗装の部分補修についてご紹介しましたが、DIYでも可能かどうかにについては
一般的に外壁塗装は、高所での作業も多くなるため、危険も伴います。
高所の場合はDIYで行うのは避けるのがおすすめです。

 

高所の外壁塗装を専門の塗装業者が行う場合は、足場を組んで安全に作業を行いますが
DIYをすると様々な危険性があります。

 

足場を組むと費用はかかりますが、業者にお願いすることで安心が得られ
隣家にも迷惑をかけずにいいでしょう。

 

外壁塗装の部分補修を業者に依頼した場合の費用は？

ここで、外壁塗装の部分補修を業者に依頼した場合の費用についてご紹介します。
費用は、症状や症状の範囲によって異なります。

 

ひび割れは、1カ所約1万円程度～約10万円程度で
塗装代に約1,700円程度～約5,000円程度／㎡
外壁張り替え約7,000円程度～約9,000円程度／㎡などの費用がかかります。

 

コーキングの劣化の場合は、打ち替えだけを行うと約900円程度～約1,200円程度／1m
打ち増しをした場合は約500円程度～約900円程度／1mが必要です。
撤去してやり直すと約1万円程度～約3万円程度がかかります。

 

チョーキングの場合は、高圧洗浄の費用が約200円程度～約500円程度／㎡で
その後の塗装代が約1,700円程度～約5,000円程度／1㎡が必要です。

 

さらに、外壁の浮き・膨らみ・反り・剥がれは部分補修の場合は
塗装代約1,700円程度～約5,000円程度／㎡
外壁を張り替える必要がある場合は約7,000円程度～約9,000円程度／㎡が必要となり、それ以上かかる場合もあります。

 

そして、外壁のさびは、ケレン作業をして、錆止めをしますが
約500円程度～約1,000円程度／㎡の費用が必要です。

 

カビ・コケ・藻などは、高圧洗浄をし
約200円程度～約500円程度／㎡の費用と養生をしてしますので、その分の費用が必要です。

 

外壁劣化による穴・へこみ・欠け・傷などは、状態により約1万円程度～約6万円程度／1か所と幅があります。

 

また、部分補修でも高所で足場を組む場合は
足場代が約10万円程度～約20万円程度が必要となることを知っておいてください。

 

外壁塗装の部分補修も塗装業者に依頼することで今後のメンテナンスにも安心！

外壁塗装が傷んできて、補修しなければいけない、リフォームしなければと思う場合
大丈夫かどうかはまず専門の塗装業者に見てもらうのが一番です。

 

どんな補修工事が必要なのか、まだ大丈夫なのかを知ることが大切です。

 

外壁塗装の部分補修は、補修箇所や外壁の素材や塗料などによっても、それぞれ適切な方法があります。
せっかく補修するのでしたら、今後も長く家が保てるような補修を大切にしてみませんか。

 

業者に依頼することで、外壁補修のメンテナンス計画なども教えてもらえ、今後の計画もできます。
外壁を大事に長く家に住み続けたいならば、専門業者に補修修理を依頼してみるといいでしょう。